2017年も終わるので、今年最後に今の想いとかはアウトプットしておこうと暑苦しいポエムを書くことにしました。
たぶん来年は絶対書かないだろうな。
2017年の流れ
公私ともに動きがあり躍動感のある密度の濃い一年。
プライベート
友達3人で一軒家シェアハウス開始
7月に10年以上付き合いのある新卒1社目の先輩、学生時代の同級生(全員一社目が同じ会社)でシェアハウスをはじめた。
お前ら友達居ないのかってぐらい週末に一人の家で溜まり場になってたのを面倒臭がったのがきっかけ。
プライベート的にはこの引越しが一番大きい事柄で不安要素も大きかったがビックリするぐらい大きな問題がない。
文句が出てもお互いに言い合うので上手くいってるんだろう。みんな適当だし。
誕生日会とか言って30近いおっさんどもが家でパーティ企画してキャッキャウフフしてる。正直気持ち悪い。
会社
自分はいまWebアプリケーションエンジニアとして働いている。まぁやることは当然Webだけじゃない。 結構ぶっちゃけてるところもあるけど、年末だしお酒も入ってるし許してほしい。
所属チームがSite Reliability Engineering(SRE)チームに。
もともと自分が所属してるチームでは本番バグのチケット消化や本番運用を行うチームだ。
このチームは端的に言うと「組織的には超重要で守りのチームだが、エンジニア的には面白くない環境」と捉えやすいチームだった。
業務の内容としてもテストコードもドキュメントもほとんど存在しない他人のコードをエラー内容から推測し、ビジネス側に仕様を確認し、エラーの内容を修正するというものだ。うむ、これだけ聞くとハズレくじのように見える。実際このチームで長続きしている人は一握りだし、才能溢れる血の気の多い人はどんどん別のチームになっていったりした。「他人のケツを拭くチーム」なんて揶揄されることもある。
こんな環境でも得られるスキルは当然ある。幅広くバカでかいシステムにあらゆる角度で触れていくのだから当然詳しくなる。
仕様を蓄積していくから頼られることが必然的に多くなって気持ちいい。仕事している感覚を得られる。(実際仕事はしてるんだけど)
一方で、目先のバグ対応だけを淡々とこなして達成感を得ても、プラスにはならない。マイナスをゼロに戻す作業だ。これを楽しいと思える人は正直稀だと思う。
自分の数年後のキャリアを考えたときに、単調で複雑な仕様を紐解く仕事をすることより、自分の創造性を発揮できる環境に身を置きたいと思うようになった。
自分の選択はチームを離脱することでもなく、チーム自身を変化させる戦略を選んだ。
そして今年の7月から、コツコツと水面下で施策を重ねてきたチームはアップサイドを狙えるSREチームに変化した。本当に念願の一歩だ。
当然、今までの差し込みの対応やバグチケット対応の機能は持ったままアップサイドの案件をやるから非常にチャレンジングな環境になり、新しい技術を盛り込んだプロジェクトも遂行する。
SREチームになったとき、元々存在していたインフラチームとの統合を行なったのでそれの変化にも追従しなければならなかった。 インフラエンジニア+ソフトウェアエンジニアというチームビルドを要するチーム基盤作り、新たなソフトウェアエンジニアの育成、新しい技術の習得、バグチケットの消化、社内インフラ。もうやることだらけ。
それでも、掴んだチャンスなので立ち止まらないように馴染ませていきたい。
来年またワクワクするようなことが待ち構えてるので、体を壊さない程度に頑張ろうと思う。
エンジニア側面の成長
チームがそんな動きの中で、チームや個人でもソフトウェアエンジニアとしての側面での成長もあった。
TDD、DDD、クリーンアーキテクチャ、CI/CD、ペアプロ/モブプロ、スクラム(カンバン)、新言語(Golang)、マイクロサービス、Dockernize
どれもこれも今までのチームでは導入し得なかった要素が盛りだくさんで、自分も皆も必死に足掻いている。
いきなりこれをやってすんなり行くとは思っていないし、当然反省点だらけだ。
それでも、諦めずに強い意志を持って続けることで周りは変化を受け入れてくれることも実感できた。
あまり締まらなかったが、たまにはこういうところにアウトプットするのも気持ちの整理になって良いですね。
それじゃあ、良いお年を。また来年。